唄う

2003年5月25日
自己紹介がてら、
「路上ライブをやってます」と言うと、
「すごいね〜」なんて言われたりする。

何がすごいのか、
CDつくる金もないし
ライブハウスに行くほど有名でもない。
ただやりたいから
「誰でもいいからとりあえず聞いてください」
そんな気分でやってるだけだ。
というか、路上くらいしか歌うトコがないワケや。

だから別にすごい事なんて何一つないわけや。
ただ、
「人前で歌う事がすごい」
と言われたら、そんな気もする

路上を始める前は、路上やってるヤツ見るたびに、
「コイツら知らない人の前でよく歌えるな」
なんて思ってた。

そもそも、小学校の頃は俺も歌が大嫌いやった。
音楽の授業で
「来週は歌のテストです」
なんて言われようもんならマジ凹み
仮病で休む事だって考えてた。

それでも当日は学校へ行くのだが、
本番では緊張のあまり声が出ず、
一つも歌わずに終わってしまうというオチの連続やった。
もちろん音楽の成績なんて最低やった。

もともとアガリ症というのもあったのだが、
そんな俺がなんで、
知らない人間が常に何十人と行きかう駅で
歌を歌うようになったんやろっつーと、
いや、それなりに理由はあるワケよ。

歌が好きになるきっかけっつーと、
中学の合唱コンクールかな?
授業で合唱をやっていた時、
先生にホメられた時から
人前で歌うという事にあんまり抵抗はなくなった。
テストではおっきな声で歌うこともできるよーになった。

そーこーしているウチに
「連合音楽会」なる合唱の行事のメンバーに選ばれ、
「オーバードホール」なる場所で、
3000人くらいの前で歌わされた。
男子は学年で10人くらいしか選ばれず、
自信につながった出来事だったかな?

すくなくとも
「聞いてて不快感を抱く」程下手ではなかったという事だから。

そんなこんなで高校に入って
今の相方と出会う。

よく考えたらウマくできてるもんやね。

まぁ今でも路上の前は緊張するのだが、
ギターと相方があればどこででも歌えそうな気がする。

というワケで、
ささいな自慢話でした

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索