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緊急日記。
2002年8月19日 大阪帰るまで、おとなしくしていようかと思ったのですが、
いろいろあったので、日記を書きます。
ホント、いろいろあった。
頭がおかしくなるくらい...
後半では、俺が音楽をやる理由を書く。
今、F見の家に居候してるんやけど、
F見は車を持ってんねん。
昼、3時くらいにドライブ連れてってもらった。
とりあえず腹が減ったから吉野家。
並2杯も食べちゃった。
ひとしきり走ったあと、呉羽山へ...
ここは、コーナーがイイ感じなんで、ドリフトするにはもってこいの場所。
でもそれがいけなかった。
今、アニメのイ二Dにはまってて、
下りのコーナーで、おもいっきしドリフトすんのにはまってた。
だって、タクミの86カッコイイじゃん。
かなりスピード出てたと思う。
おまけに雨や落ち葉がいっぱいあった。
グリップで曲がろうとしたが、
突っ込むのが遅かった。
助手席に乗ってた俺にどんどん迫る歩道。
「あっ」
...えー、事故りました。
歩道に乗り上げただけやったけど、
フロント左タイヤがパンクし、内側の金属がこっぱみじん...
幸い、2人ともケガはなかったけど、まいったもんだ。
その場でスペアに交換。
わりと冷静にしてたF見、実はかなりビビってたみたい...
このビビりめ
でも、あんだけのスピードで突っ込んだのに
ボディやエアロがかすり傷ですんだのは奇跡やね。
これからは安全運転してや、
そのうちクチャっとイクよ。
あーあ、実はF見、今日なつきちゃんに告ってくるんやってさ。
せっかくの日に片方スペアタイヤじゃカッコつかないね...
このあとはT月君、しも、I若でカラオケへ...
でも、こうも一日で色んなことが起こるとは思ってもいなかったなぁ...
俺が音楽をやめれなくなった理由を話すね。
中学んとき、3年間好きだったコがいた。
そのコI田とは、一番仲がよかった。
勉強は全然できないコ、かなり天然やった。
でもすごい優しくて、何か、特別なあったかさを持ってた。
修学旅行の一週間ぐらい前に告った。
I田とその友達の女子と3人で帰ってた時、
好きな人の話になった。
で、ナゼか俺の好きな人のはなしになった。
ほんでその場で告った。
「好きだ」とは言ったが、緊張のあまり「付き合ってほしい」を言い忘れた。
それっきり。
他に好きな人がいるっぽいって話を聞いてたから、諦めてた...
それでも変わらず優しくしてくれるI田を、
高校に入っても好きでいた。
こんなに人を好きに思ったのも
こんなに長く好きだったのも
初めてだった...
2年になった。
勉強もろくにしない俺が、数学のテストで一番をとった。
総合でもクラスで7番だったため、「オカン」が機嫌よくケータイを買ってくれた。
そして、F見経由で、再びI田と連絡をとり始めた。
授業中に届くメールが楽しくて、「相変わらず優しいな。」
そう思ってた。
「全然変わってないな」
そのときはそう信じていた...
「こういい事ずくめだと、後々えらいことなるよ」
はっせがそう言った。
そのとーりになった
ある日、I田がメル友んとこに泊まってくると言ってきた。
嫌な予感。
「そんなコじゃないよな」
そう信じるのがせいいっっぱいだった。
案の定、メル友とエッチしてきた事を楽しそうに書いたメールを見て、
全てが憎くなった。
それからも色々聞いた。
高校入ってからかなりの人とやった事。
「アタシ壊れてんのよ」と笑いながら話したり...
3年間、ずっと大切に思ってきた俺よりも、
カラダ目当てでメールしてる奴らをとるのか...
自意識過剰だが、そんな事を考えていた。
何してんだ俺...
しばらくは何も考えられなかった。
そんなとき同じクラスだったあるコの事が気になり始めていた。
N沢さんてコ。今では俺の相方の彼女となっているコだ。
すごく可愛いのに、地味ーな感じで、声がキレイだった。
それからすぐだったかな?
「好き」って思い始めたのは。
ひょんな事からメールをするようになる。
夏休み、ちょうど今ぐらいの時期に告った。
玉砕。
フラれた。
「今は男の人とは付き合いたくない」って。
昔起こったことがきっかけで、男の人が怖いらしい...
N沢さんの友達に聞いた。
「俺は彼女を見守る」事にした。
そのたった2、3週間後の事。
N沢さんが彼氏を作った。
目の前で手をつないで帰ってくN沢さん...
何やってんだ俺..
夜、親がうるさく言うのも聞かず、外へ出る。
何を考えるでもなく、1時間くらいフラフラ...
そんな日が1週間くらい続いたある日、
俺は自殺を決意した。
どんだけ好きになっても彼女らにはおかまいなし
今、十分幸せそうな2人には、俺がいちいち見守るなんて事は必要ない
結局何をやってもカラまわり...
I田の事で、「生きる気力」みたいなモンが失せてしまった俺には、
学校でN沢さんの顔を見るのが唯一の楽しみみたいになったいた。
でも、今となってはそれすらジャマ...
生きていても楽しい事なんてない
これからもこんな事が続くなら、いっそ俺なんて死んでしまえばイイ。
誰も悲しまないだろう。
この世に存在した事をチャラにしてほしかった。
次の日、学校で「今日死のう」
そう決めた。
授業中は、どーやって死ぬかを考えてた。
自然と悲しさや、寂しさはなかった。
でも相方がそんな俺に声をかけた。
物理の時間、俺の右斜め前に座っていた相方がいきなり俺の方を向いて言った。
「一緒に路上やろうよ」
始めは「コイツ何言ってんだ」と思った。
でもやってみてもいいかななんて思いつつ、
練習が始まった。
始めはゆずのコピー。
初めてやる曲でもぴったりできたりする。
楽しいな...
そう思った。
そして秋、肌寒くなってきた頃、近所のおっきな公園で、練習をした。
練習中に、近所の中学生が来た。
「何かやってください」
ぶっとびそうな緊張の中、5曲をコピーした。
5曲めを終え、顔を上げると、予想だにしない光景が広がっていた。
中学生や家族連れなど、20人近くがいっせいに拍手をしていた...
俺たちのはじめての路上ライブだった...
毎週そこでやっていると、毎週見に来てくれる友達ができた。
そしてそのコらの手拍子にあわせて曲を歌っている時、思った。
あ、俺今すっげー楽しんでる...
生きてても楽しい事ってあるんだな
って
自殺する考えはとうに消えていた。
相方が俺を拾ってくれた。
そのうち富山駅の地下でするようになった。
そこでもいろんな人が応援してくれる。
学生、サラリーマン、おじさんおばさん...
花火大会の日のライブはヤンキーみたいな人達が一緒に歌ってくれた。
音楽は、老若男女問わず、みんなをつないでくれる...
そういえば、ゴールデンウィーク最終日ライブにこんな事があった。
若い夫婦が「ライブやってる人いっぱい見てきたけど、君たちがイチバン楽しそうにやってるね」
って言ってくれた。
それからかな、ミュージシャンになる事を決めたのは...
こんだけいっぱいの人が、世の中にいると、
世の中や生きることに失望している人もたくさんいるはず。
そんな人達に「生きていても楽しい事なんてたくさんあるんだ」
って事を伝えたい。
俺の相方みたいに、救ってくれる人もいる事を、俺は音楽をすることで伝えたい...
たったそれだけだけど、俺にはそれしかない。
相方が教えてくれた。
だから、俺は何があっても、相方を裏切るつもりはない。
自殺するつもりももうない。
俺には音楽があるから
俺の「音楽をやる理由」でした。
今日カラオケボックスで、I田に会った。
全然変わらず、遊んでそう
アンタが幸せならそれでいいさ。
音楽を始めた頃の気持ちを思い出させてくれた。
ありがとうI田、楽しかったよ。
応援してくれたみんな、ありがとう
できそこないの俺を拾ってくれた相方の松ちゃん
ホントにありがとう...
いろいろあったので、日記を書きます。
ホント、いろいろあった。
頭がおかしくなるくらい...
後半では、俺が音楽をやる理由を書く。
今、F見の家に居候してるんやけど、
F見は車を持ってんねん。
昼、3時くらいにドライブ連れてってもらった。
とりあえず腹が減ったから吉野家。
並2杯も食べちゃった。
ひとしきり走ったあと、呉羽山へ...
ここは、コーナーがイイ感じなんで、ドリフトするにはもってこいの場所。
でもそれがいけなかった。
今、アニメのイ二Dにはまってて、
下りのコーナーで、おもいっきしドリフトすんのにはまってた。
だって、タクミの86カッコイイじゃん。
かなりスピード出てたと思う。
おまけに雨や落ち葉がいっぱいあった。
グリップで曲がろうとしたが、
突っ込むのが遅かった。
助手席に乗ってた俺にどんどん迫る歩道。
「あっ」
...えー、事故りました。
歩道に乗り上げただけやったけど、
フロント左タイヤがパンクし、内側の金属がこっぱみじん...
幸い、2人ともケガはなかったけど、まいったもんだ。
その場でスペアに交換。
わりと冷静にしてたF見、実はかなりビビってたみたい...
このビビりめ
でも、あんだけのスピードで突っ込んだのに
ボディやエアロがかすり傷ですんだのは奇跡やね。
これからは安全運転してや、
そのうちクチャっとイクよ。
あーあ、実はF見、今日なつきちゃんに告ってくるんやってさ。
せっかくの日に片方スペアタイヤじゃカッコつかないね...
このあとはT月君、しも、I若でカラオケへ...
でも、こうも一日で色んなことが起こるとは思ってもいなかったなぁ...
俺が音楽をやめれなくなった理由を話すね。
中学んとき、3年間好きだったコがいた。
そのコI田とは、一番仲がよかった。
勉強は全然できないコ、かなり天然やった。
でもすごい優しくて、何か、特別なあったかさを持ってた。
修学旅行の一週間ぐらい前に告った。
I田とその友達の女子と3人で帰ってた時、
好きな人の話になった。
で、ナゼか俺の好きな人のはなしになった。
ほんでその場で告った。
「好きだ」とは言ったが、緊張のあまり「付き合ってほしい」を言い忘れた。
それっきり。
他に好きな人がいるっぽいって話を聞いてたから、諦めてた...
それでも変わらず優しくしてくれるI田を、
高校に入っても好きでいた。
こんなに人を好きに思ったのも
こんなに長く好きだったのも
初めてだった...
2年になった。
勉強もろくにしない俺が、数学のテストで一番をとった。
総合でもクラスで7番だったため、「オカン」が機嫌よくケータイを買ってくれた。
そして、F見経由で、再びI田と連絡をとり始めた。
授業中に届くメールが楽しくて、「相変わらず優しいな。」
そう思ってた。
「全然変わってないな」
そのときはそう信じていた...
「こういい事ずくめだと、後々えらいことなるよ」
はっせがそう言った。
そのとーりになった
ある日、I田がメル友んとこに泊まってくると言ってきた。
嫌な予感。
「そんなコじゃないよな」
そう信じるのがせいいっっぱいだった。
案の定、メル友とエッチしてきた事を楽しそうに書いたメールを見て、
全てが憎くなった。
それからも色々聞いた。
高校入ってからかなりの人とやった事。
「アタシ壊れてんのよ」と笑いながら話したり...
3年間、ずっと大切に思ってきた俺よりも、
カラダ目当てでメールしてる奴らをとるのか...
自意識過剰だが、そんな事を考えていた。
何してんだ俺...
しばらくは何も考えられなかった。
そんなとき同じクラスだったあるコの事が気になり始めていた。
N沢さんてコ。今では俺の相方の彼女となっているコだ。
すごく可愛いのに、地味ーな感じで、声がキレイだった。
それからすぐだったかな?
「好き」って思い始めたのは。
ひょんな事からメールをするようになる。
夏休み、ちょうど今ぐらいの時期に告った。
玉砕。
フラれた。
「今は男の人とは付き合いたくない」って。
昔起こったことがきっかけで、男の人が怖いらしい...
N沢さんの友達に聞いた。
「俺は彼女を見守る」事にした。
そのたった2、3週間後の事。
N沢さんが彼氏を作った。
目の前で手をつないで帰ってくN沢さん...
何やってんだ俺..
夜、親がうるさく言うのも聞かず、外へ出る。
何を考えるでもなく、1時間くらいフラフラ...
そんな日が1週間くらい続いたある日、
俺は自殺を決意した。
どんだけ好きになっても彼女らにはおかまいなし
今、十分幸せそうな2人には、俺がいちいち見守るなんて事は必要ない
結局何をやってもカラまわり...
I田の事で、「生きる気力」みたいなモンが失せてしまった俺には、
学校でN沢さんの顔を見るのが唯一の楽しみみたいになったいた。
でも、今となってはそれすらジャマ...
生きていても楽しい事なんてない
これからもこんな事が続くなら、いっそ俺なんて死んでしまえばイイ。
誰も悲しまないだろう。
この世に存在した事をチャラにしてほしかった。
次の日、学校で「今日死のう」
そう決めた。
授業中は、どーやって死ぬかを考えてた。
自然と悲しさや、寂しさはなかった。
でも相方がそんな俺に声をかけた。
物理の時間、俺の右斜め前に座っていた相方がいきなり俺の方を向いて言った。
「一緒に路上やろうよ」
始めは「コイツ何言ってんだ」と思った。
でもやってみてもいいかななんて思いつつ、
練習が始まった。
始めはゆずのコピー。
初めてやる曲でもぴったりできたりする。
楽しいな...
そう思った。
そして秋、肌寒くなってきた頃、近所のおっきな公園で、練習をした。
練習中に、近所の中学生が来た。
「何かやってください」
ぶっとびそうな緊張の中、5曲をコピーした。
5曲めを終え、顔を上げると、予想だにしない光景が広がっていた。
中学生や家族連れなど、20人近くがいっせいに拍手をしていた...
俺たちのはじめての路上ライブだった...
毎週そこでやっていると、毎週見に来てくれる友達ができた。
そしてそのコらの手拍子にあわせて曲を歌っている時、思った。
あ、俺今すっげー楽しんでる...
生きてても楽しい事ってあるんだな
って
自殺する考えはとうに消えていた。
相方が俺を拾ってくれた。
そのうち富山駅の地下でするようになった。
そこでもいろんな人が応援してくれる。
学生、サラリーマン、おじさんおばさん...
花火大会の日のライブはヤンキーみたいな人達が一緒に歌ってくれた。
音楽は、老若男女問わず、みんなをつないでくれる...
そういえば、ゴールデンウィーク最終日ライブにこんな事があった。
若い夫婦が「ライブやってる人いっぱい見てきたけど、君たちがイチバン楽しそうにやってるね」
って言ってくれた。
それからかな、ミュージシャンになる事を決めたのは...
こんだけいっぱいの人が、世の中にいると、
世の中や生きることに失望している人もたくさんいるはず。
そんな人達に「生きていても楽しい事なんてたくさんあるんだ」
って事を伝えたい。
俺の相方みたいに、救ってくれる人もいる事を、俺は音楽をすることで伝えたい...
たったそれだけだけど、俺にはそれしかない。
相方が教えてくれた。
だから、俺は何があっても、相方を裏切るつもりはない。
自殺するつもりももうない。
俺には音楽があるから
俺の「音楽をやる理由」でした。
今日カラオケボックスで、I田に会った。
全然変わらず、遊んでそう
アンタが幸せならそれでいいさ。
音楽を始めた頃の気持ちを思い出させてくれた。
ありがとうI田、楽しかったよ。
応援してくれたみんな、ありがとう
できそこないの俺を拾ってくれた相方の松ちゃん
ホントにありがとう...
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